世界的なバレエダンサー、加治屋百合子さんをご存知でしょうか。
2018年にはあの有名なローザンヌ国際バレエコンクールの審査員も務めています。
今回は加治屋百合子さんのプロフィール、魅力、夫の情報や、現在の活動まで深掘りしていきます!
さっそくみていきましょう。
プロフィール

- 名前 :加治屋百合子(かじや ゆりこ)
- 生年月日:1984年6月25日
- 職業 :バレエダンサー
- 出身地 :愛知県名古屋市
- 身長 :164cm
年表
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自宅レッスンから始めた #オルゴールチャレンジ からもう3ヶ月! こちらの動画👇🏻はパート1。ただいまパート4を練習中😆 #ballet #バレエ pic.twitter.com/9YGO3CDGUj— 加治屋百合子 (@Yuriko_Kajiya) June 23, 2020
加治屋百合子さんは、どのようなバレエ人生を送ってきたのでしょうか。
年表にして確認していきます。
1992年 | 松本道子バレエ団で練習を積む |
---|---|
1994年 | 上海バレエ学校に留学 |
1999年 | 第3回名古屋国際バレエ・コンクールでファイナリストに残る |
2000年 | ローザンヌ国際バレエコンクールで「ローザンヌ賞」を受賞 |
カナダ国立バレエ学校にスカラシップ入学 | |
2001年 | アメリカン・バレエ・シアター(ABT)の研修生になる |
2002年 | コール・ド・バレエの一員として入団 |
2007年 | ソリストに昇格 |
2011年 | アメリカン・バレエ・シアター来日公演『ドン・キホーテ』で主演 |
2014年 | アメリカン・バレエ・シアターを退団 |
ヒューストン・バレエにファーストソリストとして移籍 | |
プリンシパルに昇格 | |
2018年 | 第46回ローザンヌ国際バレエコンクールで審査員を務める |
2020年 | “Hearts for Artists”プロジェクトを始動 |
日本バレエ協会『海賊』で主演 | |
2021年 | 第71回芸術選奨文部科学大臣賞 受賞。 |
2000年 「ローザンヌ賞」を受賞
加治屋百合子さんは、若干15歳の若さでローザンヌ賞を受賞しています。
ローザンヌ国際バレエコンクール
スイスのローザンヌで毎年行われる、15歳から18歳までのバレエダンサーを対象としたコンクール。歴代の受賞者の多くがプロとして活躍。そのため若手バレエダンサーの登竜門の一つとなっている。
そんな彼女の当時のヴァリエーションとコンテンポラリーダンスが見られる映像がこちら。
現在の加治屋百合子さんが恥ずかしそうに紹介してますね。
動画の中で、
踊っている時は緊張はしていませんでした。ただこの舞台で踊れることがとても幸せでした。
と語っています。
美しく丁寧に踊る様子はとても15歳には見えませんが、ジゼルの可愛らしさや可憐さを上手に表現されていますね。
きっと日本と留学先の中国で、小さな頃からたくさんの努力と苦労を重ねた結果でしょう。
素晴らしいですね!
2011年 アメリカン・バレエ・シアター来日公演『ドン・キホーテ』で主演
そんな加治屋百合子さんが27歳の頃、アメリカン・バレエ・シアターの『ドン・キホーテ』で主演を飾ります。
アメリカン・バレエ・シアター
アメリカ合衆国ニューヨークに本拠をおく世界最高峰のバレエ団の一つ。
入団するだけでもすごいのに、主演をはるとは…すごすぎますね!
『ドン・キホーテ』3幕の、キトリのバリエーションとコーダの動画(2012年)がこちらです。加治屋百合子さんのフェッテも見られます♪
- キトリ: 加治屋百合子
- バジル: ダニール・シムキン
体は華奢なのに動きがダイナミックですね。ジャンプが美しいです。
そして表情が豊かで素晴らしい表現力!下町の人気者キトリを上手に体現されています。
見ていて本当に楽しくなる演技ですね。
そしてバジル役のダニール・シムキンと息がピッタリ合っています!ぜひ生で観たい舞台です。
2020年 日本バレエ協会『海賊』で主演
2020年、加治屋百合子さんが36歳の頃、日本バレエ協会『海賊』で主演されています。
インタビュー映像がこちら。
舞台の映像がこちら。
一年前は東京文化会館にて、「海賊」を踊っていました。
この公演は私にとって「初」ばかり😆
初メドーラ役、初日本バレエ協会公演、日本人パートナーとの全幕公演、奧村康祐さんと初共演、日本の団体と全幕を踊ったことなど、思い出がいっぱい詰まった特別な公演💕
アリ役:荒井英之さん pic.twitter.com/VjRbaGzWM0— 加治屋百合子 (@Yuriko_Kajiya) February 11, 2021
1つ1つの所作が美しく、年齢を重ねてさらに技術に磨きがかかっているのがわかりますね!
2020年 ”Hearts for Artists “プロジェクト代表
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2020年、新型コロナウイルスに見舞われた全世界。
バレエ業界も、公演ができないなど数々の痛手がありました。
そこで、加治屋百合子さんは、“Hearts for Artists “というプロジェクトを発足。代表を務めています。
加治屋百合子さんを中心に有志のダンサーたちが協力して
- オンライン・バレエレッスン
- オンライン・トークイベント
を随時開催し、受講料・参加料はすべて舞台関係者・アーティストの活動資金を助成するための公益基金に寄付するというプロジェクトです。
「心をつなぎ、支援につなげる」ため、たくさんの協力者を集めて現在も活動を続けられています。
少しでもバレエ業界を助けたい、アーティストを助けたい、バレエを存続させたい、という気持ちが伝わってきますね!
公演はできないけど、今できることをする、その意識が素晴らしいです。
加治屋百合子さんは結婚している?夫は?
そんな加治屋百合子さん、籍をを入れているかは不明ですが、実生活のパートナーの方がいるようです。
同じくバレエダンサーのジャレッド・マシューズさん。
アメリカン・バレエ・シアター時代の仲間であり、一緒にヒューストン・バレエに移籍し、数々の公演でともに主演をはられています。
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美男美女で素敵ですね!
共演すると長い時間一緒の時間を過ごしてお互いを理解することができるので、バレエダンサー同士のカップルはとても多いようですね。
過去のインタビューで加治屋百合子さんは、パートナーについてこのように答えています。
――パートナーのジャレッド・マシューズさんは、どんなダンサーですか。
彼は実生活でもいろいろサポートしてくれますが、踊る時は、女性のことを全面的に考えてくれる頼りになるパートナー。
彼と踊ると、他のことは気にせずに自分に集中できます。何があってもサポートしてくれるというのが感じられるからです。
マシューズさんは、加治屋百合子さんののとをこのように語っています。
ーーマシューズさんからみて、加治屋さんはどんなダンサーですか?
百合子は単なるダンサーではなく、アーティストです。テクニック的なことはもちろん素晴らしいが、観ている人の心を動かして感動を与えてくれるアーティストだと思う。
引用:https://www.chacott-jp.com/news/column/interview/detail000173.html
お互いがお互いのことを認めていて、信頼し合っているのがとてもよく分かります。素敵なお二人ですね♪
まとめ
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世界的に活躍している加治屋百合子さん。
技術的に素晴らしいダンサーであるだけでなく、能動的に様々なことに挑戦しているお姿がとても魅力的ですね!
これからも世界的バレエダンサーとして、ますますのご活躍を期待しましょう!
