今回は筆者が大好きな、ドキドキハラハラのサバイバル漫画オススメ16選をご紹介していきます!
さっそくみていきましょう。
【2022年最新】オススメサバイバル漫画16選!
1, サバイバル

- さいとう・たかを
- 小学館 1976年〜1978年
- 全22巻
洞窟を探検していた鈴木サトルとその友人たちは、突然の大地震に襲われる。それが収まった後、サトルだけは何とか洞窟から抜け出して助かったが、外は信じられない光景と化していた。
『ゴルゴ13』の作者として有名な劇画界の巨匠、さいとうたかを先生の1970年代のサバイバル漫画。
現在の有名なサバイバル漫画はすべてこの作品から影響を受けていると思われます。すべての原点です。
筆者は、画風が昔っぽくて苦手かも…と思いながら読み始めましたが、リアルでおそろしいストーリーに絵がとてもマッチしていました。
サバイバル系漫画が好きであれば絶対に読むべき、紙で購入して所持しておくべき作品だと思います!
試し読みはこちら→まんが王国
2, 7seeds

- 田村由美
- 小学館 2001年〜2017年
- 全36巻
近い将来、巨大天体によって人間は滅亡すると予測され、政府は「7SEED’」というプロジェクトを発足した。それは、若く健康な人間を冷凍保存し眠らせ続け、地球が人が住める状態になった時に解凍し放出するというもの。選ばれる基準は様々で、容姿も麗しい者や、何かに秀でている者が選ばれた。
やがて目覚めの時がきた…。
壮大すぎるストーリーのサバイバル漫画。
異常な生態系、不安定な天候、そんな環境に適応するためにさまざまな独自の進化を遂げた動植物達のなか、現実をうけとめて、たくましく生きていかなければいけない登場人物たち。
各チーム内の人間関係、登場人物それぞれの生い立ちや人物像が、わかりやすく描かれていて、1人1人魅力的。悪役でさえ魅力的です。
別のチームに入れられていた恋人、現世では引きこもりだった女の子、甲子園をわかせた高校生、このプロジェクトのために小さい頃から英才教育をうけてきたチームなどなど。
背景の様々な登場人物たちがおりなすストーリー。言葉では言い尽くせないほどの魅力があります。
試し読みはこちら→まんが王国
3, ドラゴンヘッド

- 望月峯太郎
- 講談社 1994年〜2000年
- 全10巻
修学旅行の帰り道、大地震により青木照らが乗っていた新幹線はトンネルで脱線事故を起こす。出入り口は崩壊し、真っ暗なトンネル内で、3人の生存者は救助の可能性に望みをかけて生きのびる道をさがす。
極限状態で狂ってしまう同級生が怖く描かれているところからスタートします。
日本は地震と隣り合わせなので、本当にこんな大地震がおこってトンネルに閉じ込められたら…と思うと本当に恐ろしい。
最初から最後まで絶望感が強めでした。ただこのあとどうなるのか、と続きがとても気になり読み進めてしまう作品です。
妻夫木聡さんで実写化されていたので有名ですね。
試し読みはこちら→まんが王国
4, Btooom!

- 井上淳哉
- 新潮社 2009年〜2018年
- 全26巻
自宅で日々オンラインゲーム「BTOOOM!」に没頭していた坂本竜太は、世界ランキング10位の「SAKAMOTO」として注目される存在。仕事はせず引きこもりの彼をみこした母親は、ティラノスから送られた用紙に息子の名前を書く。そしてある日竜太は、孤島のジャングルで目を覚ます。
爆弾を武器とするので、グロさは抑えめですが、エロの展開が気持ち悪い…。
正直苦手でしたが、ストーリー自体は面白かったので、読破しました。
主人公はイケメンのハイスペックで、ヒロインも可愛く全体的に絵が綺麗な作品でした。
試し読みはこちら→まんが王国
5, 彼方のアストラ

- 篠原健太
- 集英社 2016年〜2017年
- 全5巻
西暦2063年、「大自然の中、生徒だけで5日間を過ごす」という惑星キャンプの目的地である惑星マクパで、生徒たちが遭難する。謎のワープにより宇宙空間に投げ出された生徒たちは、運良く宇宙船を発見する。しかし食料などが3日分しかなく帰還不能…という絶望的状況に置かれてしまう。
宇宙船という閉鎖空間の中に刺客がまぎれこんでいるというミステリー的な要素もあり、ただのSF漫画ではありません。
アニメ化もされ、人気の作品ですね。すっきりとした終わり方で、感動できるシーンも多々あり、本当に面白いです!
『SKET DANCE』の作者として有名な篠原先生ですが、「前作と全く毛色の違う漫画を描こうと心に決めた」という意向によって描かれた漫画とのこと。
5巻でスッキリ終わるので、ぜひ読んでみてください。
試し読みはこちら→まんが王国
6, 漂流教室

- 楳図かずお
- 小学館 1972年〜1974年
- 全11巻
小学生6年生の高松翔は、母親とケンカをしたまま学校に行く。そして授業中に激しい地震に襲われ、揺れは収まったが、学校の外は荒れ果てた大地に変わっていた。
なんと50年前に描かれた有名なサバイバル漂流漫画!
時代を感じさせる画風ですが、ストーリーがとても作り込まれていて魅力が色褪せません。
常盤貴子さんと窪塚洋介さんで実写ドラマ化もされていましたね。
グロくて怖い漫画なので苦手な人もいるかもしれません。
しかし不気味な出来事や残酷な出来事があっても前を向いていく姿勢は希望さえ感じさせます。
1度は読むべき名作です。
試し読みはこちら→まんが王国
7, Dr.STONE

- 原作:稲垣理一郎、作画:Boichi
- 集英社 2017年〜連載中
- 既刊24巻
高校生の大木大樹は、好きだった小川杠に告白しようとしていた。幼馴染の石神千空から応援され、杠をクスノキの木の前に呼び出したがその瞬間、突然空が光り、全人類が石化してしまう。石となった大樹は、「杠への想い」だけを糧に長い年月を耐え続けた末に石化から復活する…!
サバイバル少年漫画!この作品を読んで、小中学生が理科の授業を好きになったとか。
見た目も性格も、登場人物の個性が1人1人とても強く魅力的です。
原始の世界で化学を使って石鹸や爆薬や携帯電話や戦車など完成させていく過程が感心させられます。
あり得ないけど、あり得そうだと思わされます。
次は何を作るんだろう、とワクワクして読み進めてしまう作品です。
試し読みはこちら→まんが王国
8, 自殺島

- 森恒二
- 白泉社 2008年〜2016年
- 全17巻
主人公セイは自殺未遂を繰り返した末に、「生きる義務」を放棄した意思を示す書類にサインをする。病院で意識を失ったセイは、目が覚めた時、自分がまだ生きており、そして自分と同じ未遂者達が周囲に何人もいることに気付く。そして、ここが自殺を繰り返す“常習指定者”が送り込まれる島「自殺島」であることを知る。
自殺志願者が、島で生きぬくためにサバイバルするストーリー。
主人公は頼りなく弱いけど、1日1日を必死に生きていく姿が希望を感じます。
自殺志願者1人1人の現代社会でのリアルな過去やストーリーも描かれていて感情移入できます。意外と皆が博識すぎるのがすごいです。
現代社会で共感できる部分がたくさんあるこの作品。。
ただのサバイバル漫画ではないのでぜひ一度読んでみてください。
試し読みはこちら→まんが王国
9, 漂流ネットカフェ

- 押見修造
- 双葉社 2008年〜2011年
- 全7巻
来月で30歳を迎える土岐耕一はネットカフェで中学時代の初恋の相手・遠野果穂と再会する。話を弾ませる2人だったが、パソコンがおかしくなり客達の携帯電話が一斉に鳴り出し停電が起こる。復旧するが外は真っ暗で雨が浸水しているため店の中で一夜を過ごすことになる。翌朝外に出てみると、見渡す限り一面に湿原が広がっていた。
『漂流教室』のネットカフェバージョン。現代版ともいえます。
極限状態になったときの人の醜さがうまく描かれています。
家族に対して不満は持ってしまうけど、家族が存在して一緒にいられることの有難さは、無くして初めてわかる…この作品を読んで改めて感じました。
不気味で気持ち悪いけど、続きが気になってしまう作品でした。
試し読みはこちら→まんが王国
10, アイアムアヒーロー

- 花沢健吾
- 小学館 2009年〜2017年
- 全22巻
主人公・鈴木英雄は、さえない35歳の漫画家。無為な日常の中の救いは、恋人である黒川徹子の存在。ある日、全国的に「噛み付き事件」が多発する。英雄も深夜、タクシーに轢かれて首が真後ろに折れても運転手に噛み付いた女性を目撃する。やがて、周囲の人々がゾンビのような食人鬼と化す謎の奇病が蔓延し、「ZQN」と呼ばれる感染者たちが街に溢れる。
実写映画化されて有名な漫画ですね。
普通の平凡な男性が、ヒーローになっていく爽快な作品!
ゾンビ系なのでグロさ怖さはもちろんあるので苦手な人はいると思いますが、筆者はとても面白いと思った漫画でした。
自分だったらこの環境でどうやって生き延びるか、どんな行動をするか…妄想してしまいます。
主人公のように人を助けたりはできないかもしれません。
ハラハラドキドキのパニック漫画でオススメです!
試し読みはこちら→まんが王国
11, エデンの檻

- 山田恵庸
- 講談社 2008年〜2013年
- 全21巻
取り柄のない中学生であった主人公の仙石アキラは、中学3年の修学旅行でグアムから日本への帰る途中、搭乗していた飛行機の故障によって地図に存在しないジャングルに墜落してしまう。
海外ドラマの『LOST』のような設定ですが、謎が謎をよんでどんどん解明されていく展開にハマってしまいました。
未確認生物がいたり、周りの人の裏切りだったり、長いですが飽きがこない漫画です。
過酷な状況の中で仲間と団結していくさまは必見です。ちょっとグロさもあります。
終わり方は少しモヤモヤ…ですが、トータル的にみて面白い漫画でした!
試し読みはこちら→まんが王国
12, 今際の国のアリス

- 麻生羽呂
- 小学館 2010年〜2016年
- 全18巻
有栖良平が謎の世界に迷い込んでしまう。生き残りをかけてさまざまなゲームに挑み、げぇむの首謀者たちと直接対決をする。
Netflixで実写ドラマ化されて有名になったこちらの作品。
結構えぐい展開もありますが面白いです。
この異世界が理不尽で斬新で、謎が多く気になって続きが気になって一気に読んでしまいます。
ゲームものにしては、設定が作り込まれていて完成度が高く、読み応えがあります。
結末は賛否両論あるようですが、筆者は満足する終わり方でした。
試し読みはこちら→まんが王国
13, ソウナンですか?

- 原作:岡本健太郎、漫画:さがら梨々
- 講談社 2017年〜連載中
- 既刊9巻
高校の修学旅行中に飛行機事故が発生し、鬼島ほまれ・鈴森明日香・天谷睦・九条紫音の女子高生4人は無人島に漂着する。ほまれは卓越したサバイバル術を持っており、4人は無人島での共同生活を開始する。
可愛らしい画風のサバイバル漫画。
辛い環境でも笑い合う、4人の絆が素晴らしいです。
『Dr.STONE』のように、実際に使えるサバイバル術や知識がたくさんあり、学ぶことができます。
生きるためにどんなことでもする4人がとてもたくましい。
豆知識とストーリー展開が絶妙なバランスで、どんどん読み進めてしまいます。
アニメ化もされていて人気の作品です!
試し読みはこちら→まんが王国
14, 創世のタイガ

- 森恒二
- 講談社 2017年〜連載中
- 既刊8巻
オーストラリアへ卒業旅行に来ていたタイガ、アラタ、リク、レン、リカコ、ユカ、チヒロの大学生7人は、未発見の壁画を洞窟で偶然発見する。その時、頭痛に襲われた一行はガスを懸念して脱出しようとするが、地震に遭遇。洞窟を脱出すると、そこは古代生物が生きている原始の時代だった。
『自殺島』の作者が2017年から描き始めたサバイバル漫画!
まだ8巻までしか出ていませんが、続きがとにかく気になって一気読みしてしまう作品です。
ホモサピエンスとネアンデルタール人の戦いに主人公が巻き込まれるというなんとも面白い展開。
見慣れない哺乳類もたくさん出てきます。
可愛くて強くて優しいティアリがとても素敵な女性です。
今後の展開にも期待です!
試し読みはこちら→まんが王国
15, 彼女を守る51の方法

- 古屋兎丸
- 新潮社 2006年〜2007年
- 全5巻
ある日東京湾北部を震源とするマグニチュード8.1の直下型地震が発生する。
お台場で被災した大学生・三島ジンと、元同級生・岡野なな子は、自宅を目指して、崩壊した都市を徒歩で進んでいく。
本当に現実の世界で起こりうる震災の設定で、とてもリアルです。
これを読んで防災の準備や震災後の対応など、考えさせられます。
平和で健康って素晴らしく幸せなことだなぁと思わせる作品。
崩壊した街の描写もとても丁寧に描かれていて恐ろしいくらい。
地震と隣り合わせで生きている日本人は読むべき1作です。
試し読みはこちら→まんが王国
16, クリムゾンの迷宮

- 原作 貴志祐介 作画 三上達矢
- 小学館 1999年
- 全3巻
目覚めた男がいた場所は、地球のものとは思えない深紅色に染め上げられた謎の大地だった。 なぜか手には携帯ゲーム機のみ。電源を入れると、その画面に映し出されたメッセージは、「火星の迷宮へようこそ」
貴志祐介原作のサバイバルサスペンス!
筆者が大好きな小説家、貴志祐介さんの作品の漫画バージョンです。
ミステリーホラーのストーリーと画風がとてもマッチしています。
未知の場所に連れてこられて、あらゆる命にかかわる選択を迫られ、生き残るために知恵を絞る。手に汗握るハラハラな展開がずっと続いています。
小説を読んで頭の中で想像していた世界をそのまま絵にしてくれた感じで、本当に読み応えがあります。
試し読みはこちら→まんが王国
まとめ
いかがだったでしょうか?
生きるか死ぬか、極限の世界観のサバイバル漫画。
サバイバル勉強にもなりますし、『生きる』ことについて色々と考えさせられますよね。
ぜひお気に入りの1作を見つけてみてください!