90年代のりぼんを毎月購入していた筆者がおすすめする、当時掲載されていた少女漫画をご紹介します。
漫画家さん別にまとめましたので、ご覧ください!
吉住渉
1, ママレードボーイ

- 1992年
- 全8巻
光希の両親がいきなり「離婚する」と言い出す。なんとハワイ旅行で出会った松浦夫婦と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちてしまい、お互いパートナーを交換すると言う!息子の松浦遊も含めて一緒に暮らすことになって…
小学生だった当時、大好きな漫画でした。
アニメも毎週みてました。だ・け・ど気になる〜♪
最初は可愛らしい恋愛ストーリーだけど、だんだんと本当の親は誰なのか…みたいな暗めな展開もあり。
終わり方もスッキリで、最初から最後まで面白い作品でした。
アイスクリーム屋さんでバイトする光希にあこがれてました…。
2, ハンサムな彼女

- 1988年
- 全9巻
未央は女優の卵で、四ツ葉学園の芸能科の生徒。ある日未央は、アメリカ帰りの熊谷一哉と出会う。彼は映画監督を目指しており、周りからは天才と呼ばれていた。最初は気の合わない2人だったが、やがて未央は一哉に惹かれていく…。
ママレードボーイをキッカケに単行本を買って呼んだ作品でしたが、これも名作!
女優として成長していく中で、友達と同じ男性を好きになったり、告白したけどフラれたり。よくある恋愛イベントが全てつまっていて読み応えがあります。
古い漫画だけど、洋服もかわいいです。
一哉はモテすぎだろ!と思ってしまいますが、両想いになってからははにかんでしまうくらいほほえましい2人。
3, 君しかいらない

- 1996年
- 全2巻
頭はいいけど恋に奥手な高校生・十時集。放課後、教室で出会った転校生・栗原朱音に一目惚れをした集。しかし彼女は実は、16歳にしてバツイチという過去が…。
高校生でバツイチって(笑)、と思いましたがこちらも面白かったです。
2巻で完結しているのでさくっと読める漫画。
当時はヒロインの朱音のようなボブな髪の毛が似合う女の子に憧れました…。
元夫がきたり他の女の子男の子も出てきて展開も楽しい漫画です。
4, ミントなぼくら

- 1997年
- 全6巻
主人公の男の子、南野のえるの双子の姉・まりあは弟ののえるに内緒で全寮制の森ノ宮学園に転校してしまった。
自分も転校してまりあをもとの学校に連れ戻すことを決心したが、女子寮にしか空きがない!のえるは、女装し姉と瓜二つの妹として森ノ宮学園に編入する。
男の子が女の子として寮に入れてしまう学校のシステム、おかしすぎる(笑)、と思いますが漫画なのでご愛嬌。
周りの女の子たちに男だとバレそうになるハラハラな展開や、主人公が男の子に好かれてしまったり、好きな女の子ができたり。楽しい漫画です♪
水沢めぐみ
5, 姫ちゃんのリボン

- 1991年
- 全10巻
中学1年生・姫子の前に、魔法の国の王女・エリカが現れる。エリカは姫子の日常を1年間観察させてもらう代わりに、変身できる「魔法のリボン」を貸してくれると言う。また、お目付役としてぬいぐるみ・ポコ太が喋って動けるようになる。こうして、少し不思議な日々が始まった。
アニメも人気だった姫ちゃんのリボン!変身していることがバレてしまいそうになったり、自分の姿に戻れなくなってしまったりドキドキな展開もあり。
また、いつも助けてくれる大地くんと恋愛の展開もあったり。いわゆる小学生向けの漫画だけど、今読み返しても楽しい漫画です。
6, トウシューズ

- 1997年
- 全5巻
バレエが大好きでバレリーナを目指す少女の、恋や友情や夢を描いた作品。主人公の森野くるみは小学5年生の冬に、友人の篠原桃子に誘われて、穂坂バレエ団附属研究所の「くるみ割り人形」の発表会を見に行く。その発表会でくるみは白河はづきの演技を見て感動し、バレリーナになりたいという夢を抱き、桃子と同じ穂坂バレエスクールに入る。
くるみが、バレリーナとして大成していくストーリー。バレエを踊る姿はかわいらしく、とてもあこがれました。
パントマイムでバレエをおどるシーンが印象的でおぼえています。
かわいらしいスポコン漫画です。
7, ないしょのプリンセス

- 1995年
- 全4巻
同じ幼稚園に通う鈴木奏と柴田航生は、大の仲良しだったが、母親同士の仲が非常に悪かった。それでも二人は一緒に仲良く遊ぶ日々だったが、航生が北海道に引っ越してしまう。奏は航生を忘れられず手紙を書いて出したりもしたが、母親同士の仲が悪い為か、航生とは一度も連絡は取れなかった。そして7年が経った日のこと・・・
幼馴染と再会してまた恋をして…という胸キュンストーリー。
淡い小学校中学校の幼い恋愛と、水沢めぐみ先生の絵のタッチがとても合います。
両想いなのは間違いないのに、すれちがって中々結ばれない・・・歯がゆい展開もありますが、どんどん読み進めてしまう一作でした♪
8, チャイム

- 1989年
- 全3巻
桜坂学園中学3年の立原朝子は写真部の部員だが腕は未熟。中学3年に始業式、学校に遅刻した朝子が桜の木の下で倒れこんでしまった。そして一人の少年、高野良介に声をかけられた…。
中学生の淡い恋愛が上手に描かれています。両思いなのにすれ違ってすれ違って。恥ずかしがったり好きでないふりをしたり。友達と同じ人を好きになったり。中学生になったらこんな恋愛するのかしら、なんて小学生の筆者は思っておりました。しませんでした(笑)。
9, おしゃべりな時間割

- 1995年
- 全2巻
小学校5年生の高橋千花がカンニングをしようとしたことを複数の男子から責められてしまう。同級生の時田圭介が助けてくれて、千花は圭介に魅かれてゆく。圭介は私立中学の男子校へ進学してしまい、学校が別に。やがて千花は圭介に告白しようとするが、できないまま引っ越してしまう。中学3年生になり、小学校の同窓会で千花は圭介と再会する…!
懐かしい、時田君。最初から最後まで両思いな2人だけど、すれ違ってくっつきそうでくっつかなくて。もどかしいけどキュンキュンする初恋を描いた漫画です。2冊と短いのですぐ読めてオススメです。
椎名あゆみ
10, 無敵のヴィーナス

- 1992年
- 全4巻
元気で男まさりな少女・楓と少し大人びていて頭のきれるてっぺいが繰り広げる、学園ラブコメディー漫画。
男まさりな女の子の恋を、何でもお見通しのてっぺいが転がす感じが見ていて面白いです。笑あり、涙ありでかわいらしい漫画です。
11, あなたとスキャンダル

- 1993年
- 全5巻
電車の中で見かけた素敵な男性に一目惚れした高崎友香。酔った勢いから彼に告白する友香だったが、この結城芹香は実は女だった!その後、友香のピアノの腕前を知る宮沢新などからバンドへと誘われた友香は、芹香が女だと知っても彼女が好きだという気持ちから承諾することになるのだった。
同性とわかっても芹香さんを好きでい続ける友香が可愛いです。
そしてそれが憧れと気づいて、ずっと一途に想ってくれていた新に惹かれていくさまがキュンキュンします。
12, ベイビィ★LOVE

- 1995年
- 全9巻
有須川せあらは、小学6年生で身長160cm以上の長身。しかも高校生のような大人びた容姿をもっている。こんな風になったのも、憧れの瀬戸柊平に少しでも追いつきたい、という執念から努力を重ねた結果だった。そしてある日、せあらはひょんな事から瀬戸家にまんまと転がりこむ……!
小学生なのに親元から離れて他人の家に住む…という現実離れした設定ではあるものの、小さい頃からずっと一途にしゅうちゃんを想い続けて努力し続けるせあらちゃんが可愛いです。小さい頃の年齢差ってとても大きいですもんね。椎名あゆみさんの代表作といえる大ヒット少女漫画なので必読です!
矢沢あい
13, 天使なんかじゃない

- 1991年
- 全8巻
冴島翠は生徒会役員候補に選ばれ、スピーチする羽目に。緊張して講堂に行くと、立候補者の中にリーゼント頭の須藤晃を見つける。スピーチを始めた翠だったが転んでしまいパンツを丸出しにしてしまうが、晃のフォローにより無事切り抜ける。翠と晃、そして麻宮裕子、瀧川秀一、河野文太の5人が第一期生徒会役員に就任して、3年間の高校生活を送ることになる。
NANAで有名な矢沢あいさんですが、私が1番好きな作品はこの「天使なんかじゃない」です。学園ものの青春漫画ですが、1人1人の登場人物がとても魅力的でそれぞれの恋愛模様がからみあってとても面白い。そして晃がいちいちカッコよくいつも翠を助けてくれるので、ときめきます。大人になって読んでも感動できる作品です。
14, ご近所物語

- 1995年
- 全7巻
幸田実果子は、矢澤芸術学院の服飾デザイン科の1年生。夢はデザイナーになって自分のブランドの店を持つことで、実現のために頑張っている。同じマンションのお隣さん山口ツトムとの恋愛や、彼女を取り巻く友人・知人たちの人間模様・恋模様を描く。
ちょうど筆者が小学生のりぼんっ子だった時代に、掲載されていた作品。
実は当時は絵の画風が少し苦手でした。矢沢あいさんの作品は、やはり子供向けというよりは大人向けだと筆者は思ってます。
実果子とツトムは幼なじみだけど、だんだんとお互い異性として意識していくキュンキュンラブストーリーです。画力が素晴らしいし、全体的にオシャレなので見てみて楽しい作品です♪
藤井みほな
15, GALS! (ギャルズ!)

- 1999年
- 全10巻
渋谷最強のカリスマ女子高生・寿蘭とその友人たちの友情を描いた物語。初めは3人とも仲が悪かったが、だんだんと心を開いてゆく。途中ぎこちなくなったり、恋愛がうまくいかなかったりするが、最終的には3人が共に「最高の友達」と呼びあうようになる。
当時のギャル文化がよくわかる作品。ルーズソックスやメッシュ、ガングロなど時代を感じさせてとても懐かしいです。
恋愛にはあまり特化しておらず、友情ストーリーがメイン。
寿蘭(すごい名前)がギャルなのに、警官のように正義感にあふれていて、悪を成敗したりさとしたり、見ていて痛快です。当時すごい人気の漫画でした!いま読み返したいです。
倉橋えりか
16, シンデレラは眠れない

- 1996年
- 全2巻
高瀬倫はピアニストを目指す女の子。1年ぶりにドイツから帰ってきた倫は、昔から大好きだった遼ちゃんとも再会できて幸せ!だけど、隣に超人気アイドルの聖勇也が住んでいて…。
こちら少しマイナーで知っている人は少ないかもしれないりぼん漫画。
筆者は当時絵がとても可愛いと思って好きでした。人気アイドルが隣に住んでる!という少女漫画にたまにある設定ですが、聖くんがカッコよくてときめいてました♪単行本も持っていましたね。
17, アリスの星

- 1997年
- 全2巻
女子中学に通う杉本亜里香は、男ギライ。彼女は小学生の頃、複雑な家庭環境とイジメのため、自殺未遂をしていた。そしてその時、彼女を救ってくれたのは藤野和希という男の子で…。
こちらもマイナーですが、筆者は単行本をもっていました♪絵が可愛くて好きな漫画でした。
設定は少し暗めですが、恋愛のキュンキュンがたっぷりのオススメ漫画です。
小花美穂
18, こどものおもちゃ

- 1994年
- 全10巻
小6の倉田紗南は、映画やドラマへの出演も果たしており、バラエティ番組「こどものおもちゃ」に出演している。母・実紗子は、人気作家。紗南は豪邸に住み、母とも仲良く、充実した生活を送っていた。しかし、クラスは羽山秋人を中心に男子が暴れ、授業がまともにできない状況であった。紗南は羽山こ家庭に問題があると突き止める。親子の仲を改善させようといろいろ手を打とうとするが……。
軽いコメディタッチの恋愛少女漫画かとおもいきや、後半はいじめや病気や怪我、子を捨てた親だったり、暗めの設定になっています。
しかしながら主人公紗南ちゃんの明るさやポジティブさ、女優として大成していく姿を読んでいくのはとても面白い。
また、どんどん大人になっていく羽山くんとの恋愛も必見です!
種村有菜
19, イ・オ・ン

- 1997年
- 全1巻
女子高生の依音は生徒会長の猛烈アタックに悩む毎日。ある日、同じ高校の宝来帝に会う。彼は超能力を研究していて、帝が作り出した不思議な青の物質を見つけて取り出すと強い電気が走り、火事になってしまう。自身が宙に浮いていることにとまどった依音だったが、超能力を使い、プールの水で火事を食い止める。さまざまなピンチを協力して切り抜けていく依音と帝。2人の間にはいつしか特別な感情が芽生え……。
1巻完結の漫画です。種村有菜さんの漫画が好きになったキッカケの作品。
目が大きくて絵がとても可愛くて大好きでした。髪の毛を描くタッチがとても綺麗です。
20, 神風怪盗ジャンヌ

- 1998年
- 全7巻
ジャンヌダルクの生まれ変わりである、日下部まろんは一見普通の高校生だが実は巷を騒がす怪盗ジャンヌの正体である。準天使フィンに導かれ、ジャンヌとして美術品に憑依した悪魔を回収し、チェックメイトを続けている。後日、マンションで引っ越してきたばかりだという名古屋稚空と出会うが実は彼の正体はライバルの怪盗シンドバッドで…!
ザファンタジーですが、当時は夢中になって読んでいました。最初は仲が悪く喧嘩ばかりだったまろんと稚空ですがだんだんとお互いに惹かれて…ドキドキの展開もあり、毎月のりぼんで真っ先に読む作品でした。やはり絵がかわいかったので大好きでした。
高須賀由枝
21, グッドモーニングコール

- 1997年
- 全11巻
中学卒業までの残り約半年を1人で暮らすことになった菜緒。部屋を確認していたところ、なぜか見知らぬ男の子が入ってきた。実は2人が契約した不動産屋は2人の仲介手数料を持ち逃げして行方をくらましていた。男の子は格好良さゆえに中学で有名な上原久志。やむを得ず同居生活を始めることになった。
中3の男女が一緒に住むなんて有り得ない設定ですが、お金のために一緒に住んだ2人がだんだん仲良くなって惹かれていくさまが丁寧に描かれています。そして女の子の着ている洋服が、いちいちおしゃれで可愛い。こちらの漫画は続編のグッドモーニングキスが現在連載されていますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
きっと同じ世代の元りぼんっ子が見たらとても懐かしい漫画が多いはず。
久しぶりに読んで10代の甘酸っぱさを思い出してみてくださいね!
