世界で活躍する日本人
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メイクアップアーティストで僧侶の西村宏堂がすごい!wikiプロフィールも

『ハイヒールのお坊さん』として有名な、西村宏堂さんをご存知でしょうか。

彼はメイクアップアーティストとして世界的に活躍する傍ら、僧侶としても活動している凄い人です。

今回はそんな西村宏堂さんのプロフィールを、生い立ちや経歴とともに深掘りしていきます。

さっそくみていきましょう!

プロフィール

 

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名前:西村宏堂(にしむら こうどう)
生年月日:1989年2月13日
職業 浄土宗の僧籍をもつ僧侶
メイクアップアーティスト
自身がLGBTQである事を公表しています。

僧侶でありながら、オシャレな業界であるメイクアップアーティストとして働くなんて、異色ですがかっこいいですね!

メイク業界には、LGBTQの方は多い気がしますが、西村宏堂さんもそうだったんですね!

西村宏堂の生い立ち、経歴

  • 1989年に東京都で生まれる
  • 2009年ニューヨークのパーゾンズ美術大学(Parsons School of Design)に留学
  • 卒業後ニューヨークでメイクアップアーティストのアシスタントとして経験を積み、独立
  • 2015年に浄土宗の僧侶となる
  • その後、ロサンゼルスのヘアメイク専門学校 メイクアップ・デザイナリー(Makeup Designory)に入学、卒業

メイクアップアーティストとしての西村宏堂

メイクアップアーティストとしてはどのような活動をしているのでしょうか。

西村宏堂さんは、これまで

  • ミス・ユニバース世界大会
  • ニ ューヨークファッションウィーク
  • ハリウッドの著名人などのメイク

などで世界的に活躍しています。

世界的に有名なイベントばかりですし、ハリウッドセレブのメイクができるなんて相当なレベルですね!

LGBTQと西村宏堂の人生

 

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西村宏堂さんは、LGBTQ(性的マイノリティー)である自身の体験を踏まえ、啓発活動も行っています。

そんな西村宏堂さんですが、自身のセクシャリティを公表するまでたくさんの苦悩と葛藤があったようです。

幼少期

西村宏堂さんは、小さい頃からお姫様ごっこやお絵描きが好きだったとのこと。

家では、「こうちゃん、女の子よ!」と言って、母親のミニスカートをはいてくるくる踊っていたそうです。ディズニープリンセスがだいすきだったんだとか。

小さな頃から、自身の性別には違和感をもっていたんですね。

 

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小学生時代

小学校に入った西村宏堂さん。

男女の違いがはっきりと分かれるようになった環境で、女っぽいと馬鹿にされることを恐れて自分を封印して過ごしていたそうです。

高校生時代

思春期で男子と女子が完全に分かれる高校生時代。

西村宏堂さんは、行き場を失い友達もいなくて孤立状態だったのだとか。後ろから「あいつオカマでしょ」と聞こえてきて凍りついたこともあったようです。

現代と違い、LGBTQにまったく理解のなかった時代。つらい学生生活であったようですね。

高校卒業後、アメリカに留学

【世界で活躍する日本人】メイクアップアーティスト西村宏堂のプロフィールを深掘り!

自由なイメージのアメリカであれば自分を出せるかもしれないと思い、単身留学を決めた西村宏堂さん。

ただ理想と現実は違い、友達はできずに人種差別的な言葉を投げかけられることもあったんだとか。

そんなとき、「森理世さん ミス・ユニバース2007 優勝」ニュースを知り、世界的なコンテストで、日本人が頂点に立ったことに驚いたそうです。

そこから行動を少しずつ変えていき、ゲイコミュニティにいったり、仲の良い日本人の友達にカミングアウトすることもできました。

20歳でニューヨークの美大に進学

そんな西村宏堂さんは、20歳でニューヨークの美大に進学します。

そこではLGBTQである学生や先生たちが堂々と自分を主張していて、自身の“普通”や“常識”を少しずつ塗り替えることができたんだとか。

以前とは違い、笑顔の時間が増えていったんだそう。

ちょうどこの頃、メイクアップアーティストのアシスタントとして働き始めたようですね。

24歳で両親にカミングアウト

両親には、自分が同性愛者だとわかったら見放されるんじゃないか、二度と家には帰れないんじゃないかと思っていたそうです。

「言わなきゃ変われない」と思った西村宏堂さんは、僧侶の修行に入る直前の24歳のときに両親にカミングアウトしました。

そこから、人生がキラキラと輝きだしたようです!

きっとご両親はなんとなく気づいていたんでしょうね。ありのままの西村宏堂さんを受け入れて、すてきなご両親ですね♪

自身のセクシャリティについて

西村宏堂さんは、自身のセクシャリティについてこのように語っています。

私は私のことを「男でも女でもない」と思っているし、「男でも女でもある」とも思っているんです。私の体は私のものだし、私の心も私のもの。本来、誰かに「男だ、女だ」と定義されるべきものではないと私は思ってるの。

引用:President(https://president.jp/articles/amp/46152?page=1)

世界的に活躍している有名な方がカミングアウトすることによって、今どこかで苦しんでいる若者の助けになるかもしれません。

どのようなセクシャリティであろうと他と変わらない同じ人間であり、どちらが上でも下でもない。

日本でも早くそのような意識が完全に根付くといいですね。

僧侶としての西村宏堂

 

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メイクアップアーティストでありながら、僧侶でもある西村宏堂さん。

どこのお寺の僧侶なのか、気になりますね!

どこのお寺の僧侶?

西村宏堂さんの実家は、東京都港区にある浄土宗の寺といわれています。

港区の浄土宗のお寺はどのくらいあるのか調べてみたところ、なんと80件以上ありました!

しかしそんなとき、東京の骨董店「ギャラリー大久保」のホームページに
このように記載されているのを発見しました。

メークアップアーティストでかつ増上寺僧侶の西村宏堂(ニシムラ コウドウ)さんが瑜伽庵で香道体験をされます。
西村宏堂さんは、アメリカと日本を拠点に活躍するハリウッドでも有名なメイクアップアーティストです。しかも増上寺の僧侶で自身もLGBTQの西村宏堂さんはLGBTQの方々を擁護活動されています。
引用: ギャラリー大久保

『増上寺の僧侶』とはっきりと記載がありますね。

なんとあの有名な増上寺の僧侶なんですね!

増上寺について

 

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そんな西村宏堂さんのご実家『増上寺』は、東京都港区芝公園四丁目にある浄土宗の仏教寺院です。東京タワーの近くにありますね!

増上寺は1393年の開創以来、600年の歴史をもつ由緒正しい寺院です。

徳川家康ゆかりの秘仏「黒本尊」をまつる「勝運のお寺」として親しまれています。

西村宏堂さんがメイクアップアーティストとして大成したのも、もしかしたら仏様の御利益があってなのかもしれません…!

まとめ

 

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いかがでしたでしょうか。

メイクアップアーティストとしての輝かしい活動や、LGBTQであり、僧侶でもある西村宏堂さんの今までの生い立ちや経歴がよくわかりましたね。

これからもますますの世界的活躍を期待しましょう!

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