筆者は自身は踊りのセンスがまったくないですが、ダンス系の漫画が大好きです。
読んでいると楽しくて、踊りだしたくなりますよね♪
今回は、ダンスの中でも、バレエを舞台にしたオススメ漫画16選をランキング方式にしてご紹介します!
単に筆者の好みによって決めたランキングなのでご参考までに…。
さっそくみていきましょう!
名作バレエ漫画16選ランキング!
16位 バレエ・リュス

- 桜沢エリカ
- 祥伝社 2017年
- 全1巻
20世紀のヨーロッパの奇跡のバレエ団「バレエ・リュス」。あの有名な天才ダンサー・ニジンスキーの栄光・孤独・破滅を描いた漫画。ディアギレフとニジンスキーの物語を桜沢エリカが描く。
ニジンスキーの美しい衣装や美しい踊りと、桜沢エリカ先生の画風がとてもマッチしています。
彼自身の視点ではなく、周りから彼をみている感じ。
ニジンスキーの怒涛の人生を上手く描いていて、とても読み応えのある作品でした!
試し読みはこちら→まんが王国
15位 ビューティフル

- さいとうちほ
- 小学館 2004年〜2006年
- 全4巻
1986年ウクライナで、両親と妹と幸せに暮らしていた少年・悠里だったが、チェルノブイリ原子力発電所事故で母親が被爆してしまう。バレエの才能を持つ悠里は、バレエ学校へ入学。その後17歳になった悠里だったが、バレエ学校へ母の死の知らせが届く。妹のためだけに生きていくことにした悠里。そして兄妹でありながら妹を愛してしまう悠里。禁断の切ない2人の恋の物語。
さいとうちほ先生は画風がとても美しく、ストーリーも禁断ものがお好きで有名な漫画家さん。
いきなり妹とそんな展開?!とおどろきましたが、全体的にまとまっているので読みやすく一気に読める作品です。
各章のタイトルがバレエの演目の名前になっているところも素敵ですね。
試し読みはこちら→まんが王国
14位 舞姫テレプシコーラ

- 山岸凉子
- メディアファクトリー
- 第一部 2000年〜2006年
全10巻 - 第二部 2007年〜2010年
全5巻
バレエの世界の裏側の、少年少女達の厳しい現実をリアルに描いた作品。プロバレリーナを目指す篠原六花のバレエ人生を小学生の時代から描く。
怪我やいじめを乗り越えてコンクールに出場する主人公がとてもたくましい。
ストーリー展開も息もつかせぬ感じで、キャラクターも皆魅力的で素晴らしい作品。
大人になるにつれて忘れてしまうような、子供の心がとても上手に描かれています。
試し読みはこちら→まんが王国
13位 Lady Love

- 小野 弥夢
- 講談社 1981年〜1985年
- 全8巻
プリマを目指して毎日バレエの練習にうちこむレージデージ。彼女はディアナから主役を奪ったアンの衣装に細工を施してしまい、アンは再起不能の怪我をおう。後悔した彼女はアンに真実を告げたところ、アンはレージデージに踊り続けるように助言する。レージデージはマーシーと共に世界バレエコンクールに出場する…。
美しい画風で、内容は結構重ための作品。
愛する人と出会って結ばれるのは幸せだなあと感じられます。
小さい頃ドキドキしながら読んで、バレリーナにあこがれた作品!
試し読みはこちら→まんが王国
12位 かなめエトワール

- 華夜
- 小学館 2011年
- 全1巻
14歳のかなめは天才プリマ、西園寺美姫の踊りをみて心を奪われる。その後すぐにバレエを始めるかなめ。16歳になったかなめは、美姫も通う名門のバレエ学校、「有栖川バレエ学園」に転入する。
一生懸命頑張る健気なかわいい女の子のお話です。
バレエの世界の人からみると、あまりリアルな設定や舞台ではないかもしれませんが、筆者は面白くよみました。
少し百合系な展開です。
試し読みはこちら→まんが王国
11位 アラベスク

- 山岸京子
- 集英社
- 第一部 1971年〜1973年 全4巻
- 第二部 1974年〜1975年 全4巻
舞台は、ウクライナのシェフチェンコバレエ学校。生徒のノンナ・ペトロワは、長身だが優雅さがなく劣等生であった。しかしユーリ・ミロノフに見出され、レニングラード・バレエ学校に編入し、バレエダンサーとして開花していく。
バレエの身体表現がなんとも美しく描かれています。
舞台にたつ恐怖や葛藤などもかかれていて、とてもリアルです。
かなり昔の漫画ですが、ちっとも色褪せない名作のバレエ漫画です。
試し読みはこちら→まんが王国
10位 SWAN

- 有吉京子
- 集英社
- 第一部 1976年〜1980年 第二部 1980年〜1981年 全21巻
漫画:SWAN -白鳥の祈り- 1982年〜1983年 全3巻
漫画:Maia まいあ-SWAN act II- 2005年〜2009年 全4巻
漫画:SWAN モスクワ編 2010年〜2013年 全4巻
漫画:SWAN ドイツ編 2014年〜2018年 全4巻
ひょんな事から一流バレリーナを目指すこととなった少女・聖真澄のストーリー。実在のバレリーナや男性舞踊家や振付師がたくさん登場してリアルなストーリーが描かれる。中断期間もあったが2018年にようやく完結した作品。
バレエ漫画の金字塔ともいえる作品で、名作中の名作です!
バレエがわからない人が読んでも面白く、楽しめる作品。
とてもリアルな描写、設定です。名言もとても多くて感動します。
試し読みはこちら→まんが王国
「…才能のある人ってホントすごいのよね。こともなげに世界や芸術の話をするんだもの。それが当たり前みたいに…できない人をまるでやらない人のように非難したりもするわ」ファニー(Swan-白鳥・有吉京子)
— 勝手に名言bot (@katte_bot) January 30, 2022

9位 エトワール・ガール

- さいとうちほ
- 小学館 1988年
- 全1巻
14歳の元気少女、立夏は太極挙の得意な少女。ある日家出して、大学生のいとこである守がいる東京へ向かう。ひょんなことからバレエ・コンサートにでることになってしまう。
大好きな漫画で小さい頃何度も読み返しました。
人生が豊かになるような作品。
1巻で終わりますが、まとまっていて感動できる名作です。
試し読みはこちら→まんが王国
8位 ハーイ!まりちゃん

- 上原きみこ
- 小学館 1980年
- 全2巻
バレエ少女の主人公のまりちゃんが、バレリーナとして成長する物語。まりちゃんシリーズの1作目。
1990年代初めまで次々と発表された、まりちゃんシリーズ。
画風は時代を感じさせますが、可愛らしいバレエ漫画。
ときには感動も。1度は読むべきオススメの1作です。
試し読みはこちら→まんが王国
7位 プリマでいこう!

- さかたのり子
- 双葉社
リストラされたOLの可哉子が、バレエを習い始めた。不満だらけの毎日を打破して自分をどうにか変えるために。ちょっぴり笑えて、感動ほろりのバレエ・コメディ漫画。
本作は、『プリマでいこう!』、『プリマでいこう!30s』、『プリマでいこう!マダム・アラベスク』と、シリーズ化されました。
バレエ好きなら1度は読んだことがあるのでは?
読むと勇気がもらえる作品です!
試し読みはこちら→まんが王国
6位 フラワー・フェスティバル

- 萩尾望都
- 小学館 2000年
- 全1巻
高校生の五島みどりはバレリーナになることを夢見ている。ある日、友人から英国へくるように誘われて…。 バレエ長編ロマン漫画。
バレエのシーンも面白いですが、萩尾先生の作品の魅力はやはり人間模様が面白く描かれているところですよね!
スポーツ漫画のようにフィジカル面がしっかり描かれていたりストイックだったり。
他とは少し違う心理描写が上手く表現されている名作のバレエ漫画です。
試し読みはこちら→まんが王国
5位 トウ・シューズ

- 水沢めぐみ
- 集英社 1997年〜1998年
- 全5巻
森野くるみは、小5の時に友人に誘われてバレエ団研修所の「くるみ割り人形」を見に行った。その発表会でくるみは感動して、バレリーナになりたいと思うようになる。バレエが大好きな少女、くるみの、恋や友情や夢を描いた人気少女漫画。
くるみが、バレリーナとして大成していくストーリー。
バレエを踊る姿はかわいらしく、とてもあこがれました。
パントマイムでバレエをおどるシーンが印象的でおぼえています。
かわいらしいスポコン漫画です。
試し読みはこちら→まんが王国
4位 Do Da Dancin’!

- 槇村さとる
- 集英社 2000年〜2003年
- 全9巻
Do Da Dancin’ !ヴェネチア国際編 2007年〜2013年 全13巻
鯛子は、小さなバレエ教室で小さな頃からずっおバレエを習っていたが、14歳の時、母親が交通事故で急逝してからバレエから遠ざかっていた。ある日、有名なバレエダンサーである三上と出会い、再びバレエへの情熱を取り戻した。そしてバレエダンサーとして成長していく物語。
センスはあっても挫折してしまうダンサー、バレリーナになったあとの生活がうまく描かれています。
バレエポジションの作画が本当に美しく、見ごたえ抜群です。
主人公が成長していくさまをワクワクしながら読み進めてしまいます♪
試し読みはこちら→まんが王国
3位 ダンス・ダンス・ダンスール

- ジョージ朝倉
- 小学館 2015年〜
- 既刊22巻
バレエに密かな憧れを持って生きてきた中学2年生の村尾 潤平が、転校生との出会いをきっかけに、男子バレエの道に進み始める。
『恋文日和』や『溺れるナイフ』で有名なジョージ朝倉先生が現在も連載しているバレエ漫画!
しかも主人公は男の子です。バレエ漫画にしては珍しいですよね。
1巻から最新刊までずっと面白くて、次が気になってどんどん読んでしまいます♪
何度も1から読みたい漫画です。
試し読みはこちら→まんが王国
2位 絢爛たるグランドセーヌ

- Cuvie
- 秋田書店 2013年〜
- 既刊19巻
小学生の有谷奏は、隣の家の少女・梨沙の影響でクラシックバレエに強い憧れを抱く。そしてかつてフランスでプロバレエダンサーとして活躍していた滝本伸子のバレエスタジオに通いはじめる。
少女漫画にある王道的なストーリー展開ですが、少年漫画雑誌で長期連載され続けています。それほどスポコン要素が強い!
主人公がどんどん成長していくさまが見ていてとても面白いし、絵も美しいです。
明るくて前向きな主人公に元気をもらえます♪
試し読みはこちら→まんが王国
1位 昴 (すばる)

- 曽田正人
- 小学館 1999年〜2002年
- 全11巻
MOON -昴 ソリチュードスタンディング- 2007年〜2011年 全9巻
小学3年生の少女宮本すばるは、脳腫瘍に侵された双子の弟和馬のため、人知れず毎日病室に通っては、弟の目の前で踊っていた。しかし、2年後に和馬は亡くなってしまう。すばるは踊ることへの情熱と業を背負って生きていくこととなる。
この漫画は面白いという枠にとらわれない、本当にすごい!漫画です。
曽田正人先生の作品は本当に、絵の迫力が半端なくて、世界観にぐいぐいと引き込まれます。
このバレエ漫画を読んでいると、本当にそのシーンの空気や音楽を感じられるかんじ。
絶対に読むべき名作漫画です。
試し読みはこちら→まんが王国
まとめ

いかがでしたでしょうか?
バレエをしている方も、そうでない方も、漫画の中ではその主人公の気持ち、立場になって踊っている気分になれますよね♪
ぜひお気に入りの一作をみつけてください!

